SES歴1年の現役エンジニアが正直に話す「このまま続けると失うもの」
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SES歴1年の現役エンジニアが正直に話す「このまま続けると失うもの」

著者:けんと|現役エンジニア


はじめに

SESエンジニアになった理由は、正直たいしたことじゃない。

「とりあえず就職できればよかった」、それだけだ。

40代でSESの世界に入った。周りより遅いスタートだと自分でもわかっている。でも1年経った今、年齢関係なく感じることがある。何かがずっとひっかかっている。

現場が変わるたびに感じる「また一からか」という感覚。進捗を聞かれるたびに答えられない自分。相手が求めているものと、自分が提供できるもののズレ。

「このままでいいのか」

そう思い始めたのが、SESに入って1年が経った頃だった。

この記事は、転職を勧める記事じゃない。ただ、同じようにひっかかりを感じているSESエンジニアに、現役の自分が感じているリアルを正直に書く。


SESの「自由」は本当の自由じゃない

「基本的に時間は自由です」と言われる。でも実態はちょっと違う。

ソフトウェアの開発案件のように「作って納品して終わり」ではない。終わりのないタスクが続く。

進捗を聞かれるたびに困るのは、「いつ終わるか」じゃない。「どこで何が起きるかが説明できない」ことだ。

知識や経験が足りていない部分で予期しない問題が出る。でもそれがいつ・どこで出るかは、やってみないとわからない。それを相手にわかるように説明するのが難しい。「なんとなく不安」を言語化して伝えることを求められる。これがSESの地味なきつさだと思う。


「調査が足りない」と言われる理不尽さ

「事前調査が足りなかったんじゃないか」と言われることがある。

正直、当然だと思う部分もある。でも現実はこうだ。調べても調べても、深いところまでたどり着けない。広くもカバーできない。経験がないから。

デバッグしながら初めてわかることがある。やってみて初めて出てくる問題がある。それは事前調査でカバーできるレベルじゃない。

でも相手はそれを求めてくる。

相手が期待しているレベルと、自分が今いるレベルが、最初からズレている。 そのズレを埋める経験を積む場所が、SESにはなかなかない。だから同じ壁に何度もぶつかる。


結局、相手次第という現実

結局、相手次第なんだと気づいた。

こちらのレベルをちゃんと理解してくれる人もいる。逆に、こちらが追いつく前に話がどんどん進んでいく現場もあった。遅すぎると詰められる。早すぎてもついていけない。

問題は速さじゃない。「何を求めているか」の認識が、最初からズレているんだ。

相手はゴールを持っている。こちらもゴールに向かっている。でもそのゴールが同じだと思っていたら、全然違うところを指していた。そういうことが何度もあった。

これはスキルの問題じゃない。SESという働き方の構造的な問題だと、1年経ってようやくわかった。


40代でSESに入ってわかったこと

現場に、頭が良すぎる人がいた。

正論しか言わない。スピードも速い。こちらのやり方に対して、間違ってはいないけど**「もっと良いやり方がある」と言ってくる。**

反論できない。でも納得もできない。ただ黙るしかない。

これがきつかった。スキルの差じゃない。**「自分のやり方を全否定された感覚」**だけが残る。

そしてふと気づく。

この人と同じ現場にいる限り、自分は永遠に「できない人」のままだ。

SESは現場が変わる。だから「合わない環境」からは抜け出せる。でも逆に言うと、どんな現場に当たるかは運次第だ。

40代でこの「現場ガチャ」に気づいた。20代・30代の人はもっと早く気づいてほしい。時間は有限だ。消耗している時間は、取り返せない。

今いる環境が合っているのか。それを一度立ち止まって考えるタイミングは、早ければ早いほどいい。


今すぐやるべき3つのこと

「じゃあどうすればいいんだ」という話をする。

転職しろと言いたいわけじゃない。ただ、「選択肢を持つこと」と「何もしないこと」は全然違う。

自分が実際にやってみて、意味があると思った3つを書く。

1. 自分のスキルを言語化する

「なんとなくできる」を職務経歴書レベルで整理する。やってみると「自分が思っていたより書けることがある」か「思っていたより何もない」かのどちらかに気づく。どちらにしても現実を知ることが最初の一歩だ。

2. 市場で自分を試してみる

転職する気がなくてもいい。エージェントに登録して話を聞くだけでいい。「今の自分にどんなオファーが来るか」を知るだけで、会社との交渉材料になる。

知らないままでいると、会社側の言い値で動き続けることになる。

3. 信頼できるエージェントを1つだけ使う

複数登録して比較する人もいるが、正直疲弊するだけだった。SESからの転職に強い1社に絞って、まず話を聞いてもらう方が動きやすい。

自分が実際に使って良かったのはTechGOだ。働きながら選考が進む「1Day選考会」があるので、現役エンジニアでも動きやすい。職歴の書き方も一緒に考えてくれる。

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※無理に転職を勧めてくる感じはなかった。まず話を聞いてもらうだけでも十分だと思う。


まとめ

このまま続けることが悪いわけじゃない。

ただ、「なんとなく続ける」のと「わかって続ける」のは全然違う。

現場ガチャに人生を委ねるのか。それとも一度立ち止まって、自分のキャリアを自分で選ぶのか。

40代の自分が言うんだから、間違いない。時間は思っているより早く過ぎる。

「とりあえず就職できればよかった」から始まった自分が、今それを一番実感している。


著者:けんと|現役エンジニア 「現場で感じたリアルを正直に書いています」

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